CTJPN

環境価値を、経済価値に変える。

J-Credit・GX・カーボン市場の実務情報メディア。プロジェクト担当者・経営者・投資家のための分析と解説。

最新分析

分析記事

水素エネルギーの収益化ロードマップ — グリーン水素の価格形成と市場開発

2024年から2030年は、グリーン水素ビジネスにとって「先行投資か、後追いか」が決まる決定的な6年間だ。IEA(国際エネルギー機関)の「Global Hydrogen Review 2024」によれば、グリーン水素の製造コストは現在4〜10 USD/kgだが、電解槽コストの急速な低下と再生可能エネルギー単価の下落が重なり、条件の良い地域(中東・豪州・チリ等)では2030年頃に2 USD/kg台、日本国内では3〜5 USD/kg台への低下が期待されている。この時点で、天然ガス系水素(グレー水素)との価格差が大幅に縮小し、「コスト均衡点」に近づく。

分析記事
約20分 価格と市場 · 未分類 · 環境価値を売る

カーボンクレジット調達実務ガイド — J-クレジット・VCS・Gold Standardの選び方

GX法施行・GX-ETS本格稼働・SBTiネットゼロ基準の同時進行により、カーボンクレジット調達の「選択ミス」が直接的な財務コストと開示リスクに転化する時代が来た。J-クレジット・VCS・Gold Standardの価格差だけで判断している企業は、CDP評価の低下・規制適合コストの増大・グリーンウォッシュ訴訟リスクという三重の罰則を受けることになる。本稿では、調達担当者が今日から使える意思決定フレームワークと実務プロセスを提示する。

すべての記事を読む

GX実装の7ステップ

01 物理的インパクト 削減・吸収した炭素量を物理的に特定・測定する。
02 測定可能性 科学的手法でインパクトを定量化・記録する。
03 証明可能性 第三者検証と書類整備でクレジットを証明する。
04 制度接続 J-Credit制度・GX-ETSとの適合性を確認する。
05 価格形成 市場・バイヤー・交渉条件で取引価格を決める。
06 収益化 売却・相殺・金融化で環境価値を現金化する。
07 企業価値化 ESG・IR・ブランドを通じて企業価値に転換する。

シリーズで読む

全5回

カーボンクレジット基礎

J-Creditとは何か、どう申請するか。実務者のための入門連載。

シリーズを見る →
全4回

Scope 3とサプライチェーン

Scope 3排出量の把握から削減戦略まで、実例とともに解説する。

シリーズを見る →
全6回

J-クレジットと価格形成

価格を動かす需給・政策・バイヤー動向を連載で深掘りする。

シリーズを見る →
全4回

GX投資と企業価値

GX移行を資本市場に正しく伝え、企業価値につなげる実践連載。

シリーズを見る →