クライメートテックトレンド バッテリー・エネルギー貯蔵編③
脱炭素社会の実現に向けて、アメリカを中心に海外のクライメートテック(脱炭素)関連のスタートアップを紹介するシリーズ、「クライメートテックトレンド」です。
第3回となる今回も、クライメートテックの中でも特に注目度の高いバッテリー・エネルギー貯蔵(LDES)関連のスタートアップをご紹介していきます。
Monochrome
拠点:日本(東京) 資金調達:None
住宅用太陽光パネルと次世代の住宅の心臓部となるホームオペレーティングシステム(次世代版HEMS)の開発を行うスタートアップ。
Swell Energy
拠点:米国 資金調達:seriesB
スウェル・エナジーは、スマートグリッドとエネルギー管理ソリューションを家庭や企業に提供するホームエネルギー企業。分散型エネルギーとグリッドソリューションのプロバイダーである同社は、消費者が家庭でのエネルギー使用をコントロールし、エネルギーセキュリティを実現し、グリッド収益を生み出すことを容易にすることで、家庭用および業務用のクリーンエネルギー技術の大量導入を加速させる。
Heila Technologies
拠点:米国 資金調達:Grant
Heila Technologiesは、個々の分散型エネルギー資源(DER)とマイクログリッドの統合と運用を簡素化することを目的としたMITのスピンアウト。システムの複雑性とコストを低減する分散型最適化システム「Heila IQ Platform」の商業化に注力している。
Sync Energy AI
拠点:米国 資金調達:pre-seed
電力会社が自然災害のような緊急事態に備え、あるいは対処する際に、コスト、時間、リソースを節約することを支援するサービスを提供。衛星データを活用して電線に覆いかぶさる木を事前に察知し、効率的なメンテナンスを実現するソフトウェアを提供。創業者はスタンフォード大学サステナビリティスクールのアルムナイアワード受賞。
redflow
拠点:オーストラリア 資金調達:Later Stage
RedFlowは、長期エネルギー貯蔵サービスを提供する。臭化亜鉛モジュール(ZBM)を活用した最初の企業の1つであり、LDESの市場をリードしている。