クライメートテックトレンド 廃棄物/リサイクル編②
脱炭素社会の実現に向けて、アメリカを中心に海外のクライメートテック(脱炭素)関連のスタートアップを紹介するシリーズ、「クライメートテックトレンド」です。
今回は、廃棄物/リサイクル関連のスタートアップをご紹介します。
クライメートテックの全体像についてはこちらの記事
・クライメートテックトレンド リサイクル編①
・クライメートテックトレンド リサイクル編②
・クライメートテックトレンド リサイクル編③
・クライメートテックトレンド リサイクル編④
・クライメートテックトレンド リサイクル編⑤
・クライメートテックトレンド リサイクル編⑥
Retriever
拠点:アメリカ 資金調達:プライベートエクイティ
Retriever Waste Management は、廃棄物管理およびコンサルティングのフルサービスを提供する会社です。廃棄物の追跡やリサイクルの最適化をワンストップで提供します。Amazonから投資を受けています。
Ideation3x
拠点:シンガポール 資金調達:シリーズB
2023年2月に横河電機から10Mの資金調達。すべての廃棄物を有用な製品に変換し、埋立地や汚染を最小限に抑えることを目的とした環境サービスを提供する事業者です。バイオマス、プラスチック、有害廃棄物、不活性廃棄物などの特殊廃棄物の適切な処理を含む総合的な固体廃棄物管理システムを提供し、焼却、ガス化、嫌気性消化などさまざまな方法で廃棄物を利用可能なエネルギーに変換することを可能にします。
Recotech
拠点:日本 資金調達:不明
スタンフォード大学が毎年開催するUSJAPANイノベーションアワード受賞。廃棄物管理と廃棄処理を支援することを目的とした循環型再生可能プラットフォームの開発企業。同社は、プラットフォームを通じて資源循環コンサルティングと再生資源サービスを提供し、産業界に、環境へのダメージを最小限に抑えながら大量生産と大量消費を管理する効果的で低コストのシステムを提供している。 直近の資金調達状況 (2023年7月14日現在) 同社は2023年7月14日、スパイラル・キャピタル社から非公開のベンチャー資金を調達した。資金使途はプールの事業拡大である。
TSGC
拠点:台湾 資金調達:不明
科学技術省によって計画された国立台南大学のスピンオフ。 太陽光パネルのリサイクル機械を開発。パネルのメーカーごとの違いを機械で自動認識し分解する独自開発の装置で、従来必要だったリサイクル前の仕分け作業が不要に。昨年からCA州に拠点を作り、米国進出を開始。
necoTECH
拠点:米国 資金調達:クラウドファンディング
再生プラスチックを活用したアスファルト道路で受賞歴あり。それ以来、拡大を続けている。アスファルトやコンクリートの施工や管理方法をダイナミックに変えることで、より効率的かつ持続可能な方法を実現。
クライメートテックの全体像についてはこちらの記事
・クライメートテックトレンド リサイクル編①
・クライメートテックトレンド リサイクル編②
・クライメートテックトレンド リサイクル編③
・クライメートテックトレンド リサイクル編④
・クライメートテックトレンド リサイクル編⑤
・クライメートテックトレンド リサイクル編⑥