クライメートテックトレンド バッテリー・エネルギー貯蔵編15

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脱炭素社会の実現に向けて、アメリカを中心に海外のクライメートテック(脱炭素)関連のスタートアップを紹介するシリーズ、「クライメートテックトレンド」です。

15回目となる今回も、クライメートテックの中でも特に注目度の高いバッテリー・エネルギー貯蔵(LDES)関連のスタートアップをご紹介します。

  1. Invinity
  2. Eos Energy Storage
  3. Echogen Power Systems
  4. Energy Dome
  5. Form Energy

Invinity

https://invinity.com/

拠点:英国   資金調達:seriesB

Invinityは、再生可能エネルギーの貯蔵と供給を可能にする、長寿命のバッテリー技術を開発しています。同社のバッテリーは、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー源からの電力を貯蔵し、需要が高まったときに供給することができます。Invinityは、長寿命で、安全で、環境に優しく、低コストであることを特徴としています。

Eos Energy Storage

http://eosenergystorage.com/

拠点:米国   資金調達:None

Eosは、クリーンエネルギー貯蔵ソリューションを開発・製造しています。同社のバッテリーソリューションは、電力事業、太陽光発電事業、C&I産業向けに、革新的で低コストなエネルギー貯蔵ソリューションを提供しています。同社のバッテリーソリューションは、従来のリチウムイオンバッテリーの制限を克服し、再生可能エネルギーが市場の期待に応え、世界が必要とする持続可能なエネルギーになることを保証しています。1

Echogen Power Systems

https://www.echogen.com/

拠点:米国   資金調達:seriesC

Echogen Power Systemsは、スケーラブルな熱発電システムの製造業者です。同社のプロセスは、通常失われる熱エネルギーを捕捉し、より高い価値のある使用可能な電力に変換します。Echogenは、顧客の無駄な熱を収益化する費用対効果の高いソリューションを提供しています。1

Energy Dome

https://energydome.it/

拠点:不明   資金調達:seriesA, seriesB

Energy Domeは、炭素中和のためのエネルギー貯蔵技術を開発しています。同社の技術は、二酸化炭素を使用して、再生可能エネルギーへの移行を加速することを目的としています。Energy Domeは、低コストで長時間のエネルギー貯蔵を実現することを目指しており、2021年11月にシリーズAで1100万ドルを調達しました1。同社は、2023年7月にシリーズBで5500万ユーロ(約6,000万ドル)を調達し、同年に最初の商業展開を進める予定です2。

Form Energy

拠点:米国   資金調達:Grant

Form Energyは、風力や太陽光発電などの再生可能エネルギーを長期間貯蔵することができる低コストのバッテリーシステムを開発・商品化しています。同社は、風力や太陽光発電から供給される電力をグリッドに供給する能力を拡大することを目的として、数日間エネルギーを供給できるバッテリーを製造することを目指しています。

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