クライメートテックトレンド モビリティ編8

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脱炭素社会の実現に向けて、アメリカを中心に海外のクライメートテック(脱炭素)関連のスタートアップを紹介するシリーズ、「クライメートテックトレンド」です。

第8回となる今回も、クライメートテックの大部分を占めるEVとその周辺領域を中心としたモビリティ編をお届けします。

  1. Ridr
  2. Refuel Green
  3. Recurrent
  4. QuantumScape
  5. PLUGO

Ridr

https://www.ridr.io/

拠点:ドイツ   資金調達:unknown

Ridrは、送り手と運び手が活用できるエキサイティングな新しいローカル・エコシステムの基盤を作っているテクノロジー・プラットフォーム。彼らは、ローカルなアプローチで中小企業のための物流ソリューションを提供。

Refuel Green

https://www.refuel.green/

拠点:ドイツ   資金調達:pre-seed

個々のPtX技術から完全なPtXシステムおよびプロジェクトに至るまで、技術的・経済的分析と評価の分野でサービスを提供している。また、再生可能燃料やCO2ニュートラル燃料の分野でもコンサルティングサービスを提供している。

Recurrent

拠点:米国   資金調達:seriesA

中古電気自動車取引の透明性と信頼性を高めるためのバッテリーレポートツールを開発。同社のツールは、バッテリーの寿命と現在の最大航続距離を理解するために、入庫車両を分析し、オンラインショッパーを教育し、車両データと履歴を使用した非侵襲的で迅速なテストを提供し、各車両を全国データベースの車両と比較することで、自動車ディーラーが自信を持って電気自動車を売買できるようにする。

QuantumScape

http://www.quantumscape.com/

拠点:米国   資金調達:Later Stage

2022年末に京都に研究拠点を設置。QuantumScape社は、電気自動車の航続距離を伸ばすための固体電池技術を開発する再生可能エネルギー企業。

PLUGO

https://plugo.co.jp/en/

拠点:日本   資金調達:Private

街の中に自然と溶け込むスマートなEVチャージャー「PLUGO BLOCK」、「PLUGO BAR」などを開発・提供するスタートアップ。「PLUGO BLOCK」は視覚ノイズを極限まで減らした車止め充電スタンド。予約Webアプリケーションによって、事前予約によるチェックイン/アウト、電気充電料金の決済、充電中の残充電時間表示、サービス提供者側からのメッセージ配信などが可能だ。「PLAGO BAR」は街の中に自然に馴染む洗練された柱型充電スタンドだ。予約システムと連動して、LEDライトによる点灯色が切り替わることで予約状況がひと目で分かる。2023年9月には、日本政策金融公庫新宿支店、三井住友銀行、りそな銀行池袋支店からの協調融資による資金調達を実施した。これにより、同社の累計資金調達額は13億1,700万円となった。引き続き、EVユーザーと充電ステーションを導入する施設や自治体等の双方にとって有用な充電サービスの拡充、ひいては持続的な充電インフラの構築を加速していく予定。

モビリティ関連の記事はこちら。
・クライメートテックトレンド モビリティ編1
クライメートテックトレンド モビリティ編2
クライメートテックトレンド モビリティ編3
クライメートテックトレンド モビリティ編4
クライメートテックトレンド モビリティ編5
クライメートテックトレンド モビリティ編6
クライメートテックトレンド モビリティ編7
クライメートテックトレンド モビリティ編8
クライメートテックトレンド モビリティ編9
クライメートテックトレンド モビリティ編10
・クライメートテックトレンド モビリティ編11
クライメートテックトレンド モビリティ編12
クライメートテックトレンド モビリティ編13
クライメートテックトレンド モビリティ編14
クライメートテックトレンド モビリティ編15
クライメートテックトレンド モビリティ編16
クライメートテックトレンド モビリティ編17
クライメートテックトレンド モビリティ編18
クライメートテックトレンド モビリティ編19
クライメートテックトレンド モビリティ編20
クライメートテックトレンド モビリティ編21

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