クライメートテックトレンド モビリティ編2

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脱炭素社会の実現に向けて、アメリカを中心に海外のクライメートテック(脱炭素)関連のスタートアップを紹介するシリーズ、「クライメートテックトレンド」です。

今回も、クライメートテックの大部分を占めるEVとその周辺領域を中心としたモビリティ編をお届けします。

  1. ナチュラニクス
  2. Zubie
  3. Zip Infrastructure
  4. Zerojet
  5. Zeabuz

ナチュラニクス

拠点:日本   資金調達:Private

3分で充電できる電動バイクや、次世代の環境性能を有する電気自動車の開発を手がける島根大学発のスタートアップ。全世界で電動モビリティへのシフトが重要視されている中、同社は“充電”が電動モビリティ普及の課題となっていることに着目し、低電圧帯での超急速・共通充電ステーション社会の実現を目指した事業を展開している。これまでにノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学の天野浩氏と共に、世界で初めて3分で充電が完了する電動バイクや、急速充電を可能とする充電ステーションを開発してきた。今後は長年培ってきたパワーエレクトロニクスの技術を活かし、次世代の環境性能を有する電気自動車の開発を行い、人類と自然が千代に渡り調和し続ける世界の実現を目指す。2022年3月には、リアルテックファンドとファイバーゲートを引受先とする、無担保転換社債型新株予約権付社債の発行により資金調達を実施。

Zubie

拠点:米国(MN州)   資金調達:Private Equity

Fleet運営者向けにデータ収集設備・フリート管理プラットフォームを運営。車両の状態、運転手の注意レベルなどをトラッキング。OBD-II (On-board diagnostics) Fleet管理テレマティクス、GPSトラッキングを一つの設備で提供。Zubieのソフトウェアが車両トラッキング、旅程履歴、車両・運転手のメトリックスを分析。GPS Fleet トラッキング、車両状況、スマートメンテナンス、運転手のパフォーマンス、Open APIによってアプリのカスタマイズを実施。

Zip Infrastructure

https://zip-infra.co.jp

拠点:日本   資金調達:seed

交通渋滞を解決するためにロープウェイを開発する日本のスタートアップ。

Zerojet

https://www.zerojet.net/

拠点:米国   資金調達:seed

Zerojetは、電気モーターを使用した水上ジェットスキーの開発・販売を行っている。同社の製品は、従来のガソリンエンジンを使用したジェットスキーよりも、環境に優しく、静かで、メンテナンスが容易であることが特徴。また、同社は、電気モーターの開発に加えて、充電インフラの整備にも注力しており、ユーザーが安心して電気ジェットスキーを使用できる環境を整備。

Zeabuz

https://zeabuz.com/

拠点:ノルウェー   資金調達:seed
Zeabuzは、電気自動船の開発、製造、運営に従事。同社は、ノルウェーのトロンハイムに拠点を置き、自動運転技術を活用した水上交通システムを提供。同社の自動船は、公共交通機関として、または観光用途として使用されることを目的としている。

モビリティ関連の記事はこちら。
・クライメートテックトレンド モビリティ編1
クライメートテックトレンド モビリティ編2
クライメートテックトレンド モビリティ編3
クライメートテックトレンド モビリティ編4
クライメートテックトレンド モビリティ編5
クライメートテックトレンド モビリティ編6
クライメートテックトレンド モビリティ編7
クライメートテックトレンド モビリティ編8
クライメートテックトレンド モビリティ編9
クライメートテックトレンド モビリティ編10
・クライメートテックトレンド モビリティ編11
クライメートテックトレンド モビリティ編12
クライメートテックトレンド モビリティ編13
クライメートテックトレンド モビリティ編14
クライメートテックトレンド モビリティ編15
クライメートテックトレンド モビリティ編16
クライメートテックトレンド モビリティ編17
クライメートテックトレンド モビリティ編18
クライメートテックトレンド モビリティ編19
クライメートテックトレンド モビリティ編20
クライメートテックトレンド モビリティ編21

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